こんにちは、yumeです。
英語を勉強している多くの人が「リスニングが一番難しい」と感じます。単語はわかっているのに聞き取れない、聞いた内容を理解するのに時間がかかる、そんな経験はありませんか?
私も受験時は全くリスニングがききとれませんでした。そんな私が意識を変えるだけでTOEICまで800点までいきました。実はリスニングが苦手に感じるのは、耳の問題ではなく「聞き方の意識」が原因であることが多いのです。
この記事では、私自身が英語リスニングをするときに意識している3つのポイントをご紹介します。この3つを実践するだけで、リスニングの理解度がぐんと上がります。具体的にどういうことなのか、詳しく解説していきます。
前から訳す
英語と日本語は語順が異なります。日本語は動詞が最後にくる言語ですが、英語は「主語→動詞→目的語」と前から情報が出てきます。そのため、最後まで聞いてから日本語に直そうとするとスピードに追いつけません。
前から「なんとなく」意味を取るだけでも、理解スピードが上がります。
練習法
- 短い文章を頭から区切って理解する
- 日本語に完全に直さず「イメージ」を先に持つ
- 読解でも「返り読み」をやめ、前から意味をとる習慣をつける
2. 英語をイメージする
英語をイメージする
私が最も英語のリスニング学習のなかで意識すべきだと考える点です。
例えば、多くの人が「apple=リンゴ」と日本語に直しますが、頭の中にそのままリンゴの映像を浮かべるほうが速く理解できます。これが「イメージで理解する」方法です。
メリット
- 理解スピードが上がる
- 英語を英語のまま処理できる
- 実際の状況と結びつきやすい
実践の工夫
- まずは短い文章からイメージ化を行うことが大切です。
- 単語を覚えるときに絵や映像と一緒にインプットする
- 抽象的表現も「シーン」で理解する(例:”break the ice” → 初対面の場で緊張をほぐすイメージ)
英語を日本語に変換するクセを減らし、「頭に浮かんだ絵」で理解することが大切です。
※頭の中で出てきた単語をイメージする速度が遅れたとき、その単語のイメージを意識して覚えましょう。
全部を聞き取ろうとしない
完璧主義はNG
リスニングで挫折する原因の一つは「全部を理解しようとする」ことです。ネイティブ同士でも細部をすべて正確に聞き取っているわけではありません。大事なのはキーワードや文脈から意味をつかむことです。
例文
- “Tomorrow we’re going to have a meeting about the new project at 3 pm.”
聞き取れなくても「tomorrow」「meeting」「new project」「3 pm」がわかれば十分理解できます。
実践のコツ
- 名詞や動詞など重要語に集中する
- 接続詞や細かい修飾語は流してOK
- 「要点がつかめれば成功」と考える
聞き取れなくても焦らない
焦りは理解を妨げる
リスニング中に一部が聞き取れなかったとき、焦ってしまう人は多いです。しかし、その焦りが次の部分の集中を妨げ、結果的に全体がわからなくなります。
大事なのは「切り替え」
- わからない部分は潔くスルーする
- 次に続く内容に集中する
- 文脈や状況から補えることが多い
練習法
- 長文リスニングで「わからない単語が出ても止まらず聞き続ける」練習
- ディクテーションよりも「要点把握」を優先する練習を取り入れる
- 不明箇所を後から確認する習慣をつける
まとめ:リスニングは意識を変えるだけで伸びる
英語リスニングを上達させるために意識すべき4つのポイントは次の通りです。
- 前から訳す(語順通りに理解する)
- 英語をイメージする(日本語を介さず映像化する)
- 全部を聞き取ろうとしない(キーワード重視)
- 聞き取れなくても焦らない(切り替えが理解を助ける)
リスニング力は、耳だけでなく「頭の使い方」で大きく変わります。完璧に聞き取るのではなく、理解できる情報を効率よく拾いながら全体像をつかむことが大切です。今日からこの4つを意識してみてください。必ずリスニングが楽になり、自信につながります。
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